ラサール、東京・多摩エリアで16.2万㎡のマルチテナント型物流施設に着工

ラサール、東京・多摩エリアで16.2万㎡のマルチテナント型物流施設に着工

東京都心まで約1時間、24年6月竣工予定

ラサール不動産投資顧問は2月13日、東京都西多摩郡瑞穂町でマルチテナント型物流施設「ロジポート多摩瑞穂」の工事を本格的に開始したと発表した。

地上4階建て、延床面積16万2125㎡を計画しており、竣工は2024年6月の予定。

 
 

東京都心まで約1時間と、大消費地を目前に控えた物流適地に立地。国道16号に面した希少立地で、圏央道の青梅ICまで約4kmと近接。首都圏全域はもとより、関越自動車道や東北自動車道などを経由し、全国をカバーできる配送拠点として活用可能とみている。


新施設の完成イメージ

各階への着車を可能にするランプウェイを2基採用し、床荷重1.5t/㎡、梁下天井有効高5.5m以上、柱スパン10m以上を備えた汎用性の高い仕様とする予定。

最小約830坪から分割利用が可能で、1フロア最大約1万500坪まで利用できる。敷地内には約360台分の普通自動車の駐車スペース、約40台分の大型車待機場、約60台分のバイク置き場、約240 台分の駐輪場をそれぞれ整備し、入居企業の雇用対策をサポートする。

施設内にはカフェテリアや無人売店を設けることで、働きやすい環境も整備。BCPは強固な地盤を有していることから、大地震・津波リスクを軽減できる、優れた立地と見込まれる。72時間対応の非常用発電機を備えるとともに、環境に配慮したLED照明や人感センサー、節水型衛生器具の設置を計画している。

CASBEE-建築(新築)のSランクとZeb-Readyの取得を予定している。

 
 

【施設概要】
施 設 名 :ロジポート多摩瑞穂
所 在 地 :東京都西多摩郡瑞穂町大字高根字高根新田 623-1 他(地番)
敷 地 面 積 :70,826.64 ㎡(約 21,425 坪)
延 床 面 積 :162,125.07 ㎡(約 49,043 坪)
構 造 :鉄筋コンクリート+鉄骨造地上 4 階建
用 途 :マルチテナント型物流施設
着 工 :2023 年 2 月 13 日
竣 工 :2024 年 6 月(予定)
設計監理監修 :株式会社日立建設設計、株式会社エノア総合計画事務所
設 計 施 工 :東急建設株式会社
施 主 :瑞穂プロパティー特定目的会社


周辺地図


広域地図

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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