凸版印刷とタカヤ、店頭在庫を随時確認可能な“スマート棚”の新タイプ発表

凸版印刷とタカヤ、店頭在庫を随時確認可能な“スマート棚”の新タイプ発表

商品取り出すとアンテナが添付・内蔵のICタグを検知、数減少を通知

凸版印刷は9月10日、低価格のICタグ「SMARTICS-U(スマーティックス・ユー)」を活用して店頭の在庫数をリアルタイムで確認できる陳列棚「スマートシェルフ」の新たなタイプを、RFID関連製品などを手掛けるタカヤ(岡山県井原市)と共同で開発したと発表した。

商品を吊り下げる形で陳列する什器に対応しており、2020年度以降の販売を目指す。

 
 

外装のパッケージにICタグが貼付・内蔵されている商品を棚から取り外すと、アンテナが自動的に商品数の減少を検知、システムに通知することで欠品のリスクを回避する。店員は接客対応に集中できることなどがメリットだ。

新タイプのスマートシェルフは、9月11~13日の間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる「第21回自動認識総合展」に出展する。


スマートシェルフ新タイプの全体イメージ(左)とICタグ読み取りのイメージ(凸版印刷プレスリリースより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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