ドコマップジャパン、日野と三菱ふそうがデータ連携した車両動態管理サービスを一般向けに開始

ドコマップジャパン、日野と三菱ふそうがデータ連携した車両動態管理サービスを一般向けに開始

新たなデバイス追加不要、燃料費低減など効果見込む

車両の動態管理サービス「DoCoMAP」を手掛けるドコマップジャパンは4月1日、日野自動車や三菱ふそうトラック・バスと連携し、一般向けに動態管理サービスを4月から提供すると発表した。

これまでDoCoMAPを導入する際、車両にGPS端末などのデバイスを追加で取り付ける必要があった。今回は両社とデータ連携し、新たなデバイスを追加せず、安価で高機能な動態管理ソリューションを手軽に利用可能となる。

エンドユーザーのトラックドライバーらの負担を軽減し、IoT機器の導入が進んでいない運送業界の業務効率化を後押ししていきたい考え。

日野のコネクティッドトラックと三菱ふそうのテレマティクスサービスを通じて集めた車両位置と車速のデータをDoCoMAPと連携させ、コネクティッドトラックやテレマティクスサービスのユーザーは車両位置情報管理をはじめとするリアルタイムでの車両動態管理機能を円滑に使えるようになる。

車両稼働率の改善や空車回送率の低減を通じて、運用事業者が燃料費高騰に対応できるようにする。温室効果ガス排出削減にもつなげられると見込む。

※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
イメージ図

主な機能
・リアルタイム車両位置情報
・車両の速度表示
・13カ月分の走行履歴
・Google Mapsベースの使いやすいユーザーインターフェース
・運行管理業務に最適な機能を豊富に搭載
・運行記録アプリ「docomap PLUS」対応

対象車種
日野自動車
・大型トラック 「日野プロフィア」 2017年5月モデル以降
・中型トラック 「日野レンジャー」 2017年5月モデル以降
・小型トラック 「日野デュトロ」 2019年5月モデル以降

三菱ふそう
・大型トラック 「スーパーグレート」 2017年モデル以降
・中型トラック 「ファイター」 2019年モデル以降
・小型トラック 「キャンター」 2020年モデル以降
・電気小型トラック 「eCanter」
・大型観光バス   「エアロクィーン」「エアロエース」 2019年モデル以降
・小型マイクロバス 「ローザ」 2021年モデル以降

提供プラン
・ベーシックプラン:月額1,180円〜(台/税別)

(藤原秀行)

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