10月9日付で総額218億3500万円
Jリートの三菱地所物流リート投資法人の資産運用を担う三菱地所投資顧問は9月19日、スポンサーの三菱地所が開発した案件など物流施設3棟を10月9日付で取得すると発表した。総額218億3500万円の予定。
3棟のうち、三菱地所がラサール不動産投資顧問や三菱UFJリースと共同開発し2018年2月に完成した「ロジポート大阪大正」(大阪市)は不動産信託受益権の準共有持ち分20%を56億8200万円で取得する。地上4階建て、延べ床面積11万7045平方メートルで東芝ロジスティクスなど9社がテナントとして活用している。
「ロジポート大阪大正」の外観(三菱地所投資顧問プレスリリースより引用)
兵庫県西宮市の「MJロジパーク西宮Ⅰ」(取得予定額24億8300万円)は1991年3月に完成し、地上2階建て、延べ床面積は1万3903平方メートル。F-LINEが1棟借りしている。
愛知県春日井市の「MJロジパーク春日井1」(同136億7000万円)は17年1月に完成し、地上4階建て、延べ床面積は5万8236平方メートル。キムラユニティーなど2社がテナントとして利用中。
このほか、堺市の物流施設「MJインダストリアルパーク堺」の底地(用地)8万7476平方メートルを56億円で取得する計画。同施設はIHIインフラシステムが1棟借りしている。
(藤原秀行)