国内実績は4社・計約220台に拡大
物流業務効率化の新技術開発に取り組むスタートアップ企業のGROUND(東京)は10月1日、トラスコ中山が運営している物流施設「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)がGROUNDの取り扱っているGreyOrange(グレイオレンジ)製物流支援ロボット「Butler(バトラー)」を73台導入し、同日稼働をスタートしたと発表した。
GROUNDはグレイオレンジの販売代理店を務めており、GROUNDが導入をサポートしたバトラーは国内4社、計約220台に達した。
トラスコ中山が物流現場に投入したバトラーは、グレイオレンジが独自に開発したソフトウエア「GreyMatter(グレイマター)」とともに、専用ラックを複数配列させて保管効率を大幅に改善できるシステム「n-deep」を採用した世界初の運用モデルとなった。
「プラネット埼玉」は2018年10月にオープンし、約39万アイテムを在庫している。
プラネット埼玉で本格稼働するバトラー(GROUND提供)
(藤原秀行)