第1弾はNPOと連携し高校生サポート
米プロロジスは9月13日、物流業界での就労を希望する人たちへの就職あっせんやインターンシップ、職業訓練プログラムなどを実施する活動「CWI(コミュニティー・ワークフォース・イニシアチブ)」を立ち上げたと発表した。
各地で展開されているさまざまな活動とも手を組み、物流業界の人手不足改善を図るのが狙い。最初のパートナーとして、南カリフォルニアのNPO団体「EXP」と連携することを決めた。
プロロジスはこれまでにも、EXPの学生教育プログラムを支援しており、ノヴァ・トランスポーテーション・サービスや郵船ロジスティクスなどが協力してきた。
CWIの一環としてさらに取り組みを深化させ、2018~19年にかけて米ロサンゼルス港やロングビーチ周辺在住の高校生160人に職業訓練のワークショップや進路指導を提供、キャリア形成をサポートする。
プロロジスはCWIを通じて顧客支援拡大を目指すとともに、物流業界で活躍できる人材の育成や地域活性化にも貢献していきたい考え。今後は他の都市にも取り組みを広げる予定だ。
(藤原秀行)
「CWI」発足の記念式典(プロロジス提供)