物流面などで情報交換、利用促進のプロモーションでもタッグ
横浜港とスペイン・バルセロナ港は10月25日、連携強化へ基本協定を締結した。横浜市の平原敏英副市長とバルセロナ港湾局のサンティアゴ・ガルシア・ミラ副理事長が協定に調印した。
双方は世界有数のクルーズ拠点港であるとともに、コンテナや完成自動車の国内最大級の取り扱い拠点のため、タッグを組んで利用促進のプロモーションなどを行う。
さらに、物流でもバルセロナ港は自動化したコンテナターミナルや大型のロジスティクス拠点を整備している点を踏まえ、横浜港が業務効率化などの面で参考にする狙いもある。
このほか、環境配慮や港湾に関する情報システム整備などの面でも情報交換を進めたい考え。
(藤原秀行)