延べ床面積3・8万平方メートル、21年8月末完成予定
プロロジスは10月28日、神奈川県海老名市で、オイシックス・ラ・大地向けの専用物流施設「プロロジスパーク海老名2」を開発すると発表した。10度帯の冷蔵倉庫となる。
地上4階建て、延べ床面積は約3万8000平方メートルを計画。2020年4月に工事を始め、完成は21年8月末を見込む。一部はドライ倉庫とする予定だ。
オイシックス・ラ・大地は全国の契約農家約4000軒から入荷した野菜や、生鮮食品を「プロロジスパーク海老名2」に集約。地域別の出荷準備のための拠点として活用する。プロロジスとオイシックス・ラ・大地が賃貸借契約を締結するのは今回が初めて。
圏央厚木ICから約1・9キロメートル、海老名ICから約3・3キロメートルに位置。幹線道路の国道246号からは約200メートルと至近。20年度上半期には、約6キロメートルの地点で東名道の「(仮称)綾瀬スマートIC」が開通予定。
2階部分に大型車両がアクセス可能なスロープを設け、1・2階で計約40台分のトラックバースを整備する。
プロロジスは全国で42棟のBTS型(特定企業専用)物流施設を開発してきた。神戸市でも新たなBTS型施設「プロロジスパーク神戸3」の建設を準備している。
「プロロジスパーク海老名2」の完成イメージ(プロロジスプレスリリースより提供)
(藤原秀行)