ローソン、コンビニでフリマ商品などを利用者自ら発送可能に

ローソン、コンビニでフリマ商品などを利用者自ら発送可能に

日本郵便と実証実験開始、レジ待ち解消可能に

ローソンは10月28日、インターネットオークションやフリーマーケット(フリマ)で売れた商品を発送する際、ローソン店舗内の専用端末で自ら手続きできるサービスの実証実験を同29日に始めると発表した。

日本郵便が提供している、フリマなどの出品商品発送を簡単に行える「e発送サービス」を利用する際、レジで店員に依頼しなくても手続きを完了できるようにする。利用者はレジ待ち時間の解消などのメリットがあるほか、店舗側も商品の保管場所削減や従業員の省力化を図ることができると見込む。

 
 

発送の際は、ローソンの店舗配送トラックで戻り便の空いたスペースを使ってレンタル商品の返却やネット通販で購入した商品の返品を受け付けるサービス「スマリSMARI」の専用ボックスを活用。発行される発送ラベルを自分で商品に貼り付けて投入すれば、日本郵便の担当者が回収する。

当初はスマリが利用できる東京・神奈川の計17店舗でスタートし、2020年度以降に全国規模で展開したい考えだ。


「スマリ」の専用ボックス(ローソンプレスリリースより引用)
(藤原秀行)

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