覚書締結、アフリカの医療用物資に関するコールドチェーン変革など目指す
テラドローンと三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)は10月30日、グローバルヘルス(国際保健)の領域でドローン技術の活用に関する協力へ覚書を締結したと発表した。
テラドローンが得意とするドローンの飛行管理システム構築などの技術と、MURCが各種コンサルティングなどを通じて蓄積している知見を組み合わせ、新規事業の企画開発や実証事業展開などを共同で推進する。MURC内に設置している専門組織「Center on Global Health Architecture」が業務を担当する。
具体的には、アフリカにおいて、医療用物資を低温に保ち迅速に医療機関などへ届けるコールドチェーンの変革といった事柄を視野に入れており、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献も目指す。
(藤原秀行)※写真はイメージ