作業関連の資機材購入
日立物流はこのほど、中国・重慶で、現地の自動車部品メーカー向け物流業務を住友商事などの現地合弁会社から引き継ぐことを決めた。作業関連の資機材を購入、業務の基盤整備を進めている。
重慶は日系や欧米、韓国、現地系などの自動車関連企業が集積しており、「中国のデトロイト」とも呼ばれる。最近の経済の先行きが不透明なこともあって、スズキが撤退するなどの動きも出ているが、引き続き自動車関連の物流需要は見込めるとみて、基盤拡大を図る。中国内陸部の事業基盤拡大も視野に入れている。
(藤原秀行)