【動画】ユニクロ、「全世界の倉庫完全自動化」目指す

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ダイフクに加え、MUJINや仏ロボット開発企業と新たにパートナー契約

「ユニクロ」を展開しているファーストリテイリングは11月13日、東京・有明の同社有明本部内で記者会見し、サプライチェーンの省人化・効率化に向け、新たに産業用ロボット開発を手掛けるMUJIN(東京)、フランスで自動物流システム開発を担うExotec Solutionsの2社とパートナーシップ契約を結んだと発表した。

ファストリは2018年、マテハン機器大手のダイフクと既に提携しており、2社も協力関係に加わることでアパレルのサプライチェーン変革を一段と加速させるのが狙い。

ファストリは今後、MUJINとアパレル商品を迅速かつ正確にピッキングできる新たなAI(人工知能)活用ピッキングロボットを開発/
活用し、ダイフクのマテハン機器と連携して全世界のユニクロ倉庫を自動化していきたい考え。

柔らかいアパレル製品も柔軟なロボットハンドで対応可能

ファストリはダイフクと既に国内2拠点、海外2拠点の計4拠点、MUJIN、Exotec Solutionsともそれぞれ海外1拠点ずつ倉庫自動化に着手しており、さらに取り組みを拡大する計画だ。併せて、先進的なサプライチェーン運営が可能な人材の採用も積極的に進めていく構え。

会見に出席したファストリの柳井正会長兼社長ら3社の幹部は「適切な商品を適切な時期に、適切な場所、適切な量、適正なタイミングで顧客に届けるという究極のサプライチェーン実現を目指す」と従来の方針をあらためて強調した。ダイフクの下代博社長は「今後もグローバル展開されるファーストリテイリングのサポートを、スピード感を持って実現していく」との決意を示した。

MUJINの滝野一征CEO(最高経営責任者)は、これまではアパレル製品のピッキングは柔らかくて変形しやすく、似ている商品も多いことなどがハードルとなり自動化が進んでこなかったと指摘。AIや柔軟なロボットハンドなどを駆使したMUJINのピッキング技術を使えばそうした課題を克服できるとの見解を示した。


MUJINのピースピッキングロボット(同社資料より引用)


ファストリの目指すサプライチェーン改革全体増(同社資料より引用)※クリックで拡大


(藤原秀行)

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