省エネ促進し燃費15%改善
日本郵船は9月25日、製紙中堅の北越コーポレーション向け木材チップ専用船「Snow Camellia」が完成したと発表した。
電子制御エンジンなど環境負荷軽減や省エネの先端技術を取り入れ、既存のチップ船から燃費を約15%改善できるのが特徴。
新型船は全長209・96メートル、全幅37メートル、積載要領は約430万平方フィート。大島造船所(長崎県西海市)が建造した。
主に新潟港や和歌山の新宮港に寄港する予定。日本郵船と北越コーポレーションは2016年に新型船を活用した長期輸送契約を締結している。
(藤原秀行)
完成した木材チップ専用船(日本郵船提供)