生産能力2倍に増強、グローバルで体制最適化
ダイフクは9月20日、米子会社ウィンライトが同国のインディアナ州ホバートに2600万ドル(約29億円)を投じ、新工場を建設すると発表した。
併せて、イリノイ州の2工場を新工場に集約・統合し、生産能力を約2倍に高める計画。グローバル規模でマテハン機器のニーズが増大しているのを受け、海外の調達・生産体制最適化を推進する。
新工場は平屋建てで延べ床面積32万平方フィート(約2万9700平方メートル)。2019年末に完成予定で、仕分けシステムやコンベヤー、自動倉庫などの製造を担う。
ダイフクは13年にウィンライトを買収。現在米国内に工場2カ所、販売・サービス拠点9カ所を構えている。
(藤原秀行)