大和ハウス工業、福島・須賀川で3・2万平方メートルのマルチ型物流施設開発を正式発表

大和ハウス工業、福島・須賀川で3・2万平方メートルのマルチ型物流施設開発を正式発表

県内2棟目で20年12月完成予定、隣接地に工業団地2区画整備

大和ハウス工業は12月3日、福島県須賀川市で、新たなマルチテナント型物流施設「DPL須賀川」を開発すると正式に発表した。2020年2月1日に着工、完成は同年12月15日、入居開始は21年1月をそれぞれ予定している。

新施設は平屋建てで延べ床面積は3万2167平方メートル、賃貸面積は3万1997平方メートルを計画。総投資額は約50億円を見込む。隣接地には1区画当たり約2万平方メートルの工業団地を2区画設けており、製造拠点や研究施設など向けに提供できる。

「DPL須賀川」はJT(日本たばこ)の工場跡地の一角に整備される。大和ハウスが福島県内でマルチ型を手掛けるのは、「中通り」地区最大規模となる「DPL郡山」(延べ床面積3万7967平方メートル)に次いで2棟目。

東北道の須賀川ICまで約1キロメートルに位置し、東北全体へのアクセスが容易なのが強み。施設内は最大4テナントに分割可能な設計を採用する。


「DPL須賀川」の完成イメージ(大和ハウス工業提供)※クリックで拡大

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(藤原秀行)

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