国際物流のデジタル化図るWillboxも
横浜市は12月25日、スタートアップ企業の成長支援拠点として三菱地所などと組み、今年10月に開設した「YOXO BOX(よくぞボックス)」で展開する支援プログラムの対象12件を採択したと発表した。
物流関連では、ドローン(無人飛行機)の安全飛行支援を手掛けるトルビズオン(福岡市)と、国際物流のデジタル化プラットフォーム「Giho」の開発を目指すWillbox(横浜市)の2社が選ばれた。
トルビズオンはドローンの空中使用権を取引する専用サイト「sora:share(ソラシェア)」を運営、ドローンを飛ばせる空域を広く確保することで将来のドローン物流の空輸用ルートを整備することを視野に入れている。横浜市でもドローン物流の実現に貢献したい考えだ。
Willboxも、日本を代表する国際貿易港の1つ、横浜港を抱える同市を拠点に、貿易に関する諸データをデジタル化できるプラットフォームの構築を図る。
「YOXO BOX」の外観(横浜市プレスリリースより引用)
(藤原秀行)
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