NTTロジスコ、医療機器の返却も共同配送サービス対象に追加

NTTロジスコ、医療機器の返却も共同配送サービス対象に追加

午前中にディーラーへ集荷、当日メーカーに納品

NTTロジスコは1月17日、2018年3月から首都圏で展開している医療機器の共同配送サービス「メディカルライナー」に関し、新たにディーラーからメーカーへの返却も対象に追加したと発表した。同15日に取り扱いを始めた。

これまでは医療機器メーカーがディーラーに納品する物流を手掛けてきたが、返却の部分もカバーし、幅広い需要に応える。

 
 

手掛けるのは手術ごとに手配している「短期貸出」の医療機器。原則としてディーラーに平日の午前中(8~9時)に集荷した上で、同日中にメーカーへ届ける。集荷は東京と千葉、埼玉に拠点を持つ医療機器ディーラーを対象に行い、返却の届け先は東京の大田、品川、江東の3区にあるメーカーの物流拠点に設定している。

新サービスにより返却する医療機器の集荷時間が早くなるため、ディーラーも帰社時間を気にせず業務に専念できるメリットがある。

NTTロジスコは今後、メディカルライナーを関西エリアでも展開していくほか、インプラント製品や手術用器械の整形外科分野の医療機器商材に特化した新ルートの構築を検討する。


返却品配送の概要(NTTロジスコプレスリリースより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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