独自にSIM発行し割安料金可能、物流施設など対象のエリア限定5Gサービスも検討
丸紅傘下の丸紅ネットワークソリューションズは2月20日、NTTドコモの通信回線を活用し、工場の設備機器やロボットなど向けの通信サービスを始めると発表した。
電話番号やSIMカードの通信状態を自ら管理可能な「フルMVNO(仮想移動体通信事業者)」として、製造業などにSIMカードを発行。通常より割安な料金でタブレット端末やパソコンなどを使えるようにし、IoT(モノのインターネット)環境の整備を後押しするのが狙い。物流施設でも応用できる見通し。
同社は物流施設やプラント、工場、建設現場などを対象としたエリア限定の5G(次世代通信規格)サービスも検討している。
(藤原秀行)