JAL、「空飛ぶクルマ」早期実用化へ住商や米ベルと業務提携

JAL、「空飛ぶクルマ」早期実用化へ住商や米ベルと業務提携

電動垂直離発着機活用、市場調査やインフラ整備など推進

日本航空(JAL)は2月12日、垂直に離発着して上空を移動できる「空飛ぶクルマ」の早期実用化に向け、米ヘリコプター大手のベル・テキストロンや住友商事と業務提携したと発表した。

ベルが開発を手掛けている電動垂直離発着機「eVTOL」を活用した輸送サービスの提供を検討。アジアでの市場調査やインフラ整備の準備、騒音対策などを共同で進めていく計画。

住商とベルは2019年に業務提携しており、JALが新たに参画した形。航空機の安全運航などのノウハウを生かしたい考えだ。災害時の物資輸送や医療などの分野での課題解決にもつなげていくことを視野に入れている。


「空飛ぶクルマ」のイメージ(JAL・住商プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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