原料古紙・燃料・輸送などのコスト上昇で
段ボール最大手のレンゴーは10月2日、段ボール原紙と段ボール製品の価格を11月1日出荷分より値上げすると発表した。
前者は現行価格から1キログラム当たり8円以上の改定、後者は生産コストの上昇分を基に個別交渉を行う。
主原料である古紙の価格高騰に加えて、重油・石炭・都市ガスなどの各種燃料、薬品をはじめとする補助材料、物流費なども価格が大幅に上昇。
徹底したコストダウンを進めてきたが、同社単独でコストアップを吸収することが難しくなったため値上げに踏み切る。
(鳥羽俊一)