ラストワンマイル協同組合が洋蘭や観葉植物など鉢物の取り扱い開始、中型荷物の料金細分化も実施

ラストワンマイル協同組合が洋蘭や観葉植物など鉢物の取り扱い開始、中型荷物の料金細分化も実施

家具などのニーズ獲得見込む

中小運送事業者32社が参加している「ラストワンマイル協同組合」は3月9日、関東1都5県で新たに洋蘭や観葉植物など鉢物の宅配・配送を始めると発表した。フラワーショップなどの需要を見込む。

同組合が扱う宅配の最大サイズは、3辺の長さの合計が400センチメートルの「400」のため、専用ボックスに収めた胡蝶蘭などでも十分対応可能という。出荷作業や配達日指定、翌日・当日配達などの要望にも柔軟に対応する方針。

同組合はまた、新たな宅配運賃サイズを3月1日に導入したと発表した。従来の料金区分は3辺の長さの合計が200センチメートル以上のサイズは「~250」としていたが、「200~220」、「220~240」、「240~250」に細分化。料金を明確に示すことで荷主企業がより利用しやすくした。

台車に乗らないことなどを理由に宅配事業者らから敬遠されやすい中型家具メーカーや卸販売業者らから問い合わせが数多く寄せられているという。

(藤原秀行)

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