最大手の物流企業と連携、コンテナ貸し切りと混載の両方に対応
日本通運は3月9日、東アジアブロックが中国外運股份有限公司と連携し、中国の上海市から武漢市までの鉄道を利用した「救援物資輸送サービス」を始めると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大で武漢市へのトラック輸送が極めて困難となっているため、中国最大手の総合物流企業・中国外運の協力を得て輸送ルートを確立。コンテナ貸し切り(FCL)と混載(LCL)の両方に対応する。
FCLは武漢の呉家山貨物ターミナルまで毎日運行、LCLは中国外運が武漢の市蔡甸経済開発区内に構える倉庫まで週1回運行している。取り扱う荷物はマスクや食品などの救援物資と一般貨物を想定している。輸送可能な品目は事前に確認が必要。
(藤原秀行)