JリートのGLP、スポンサーが建て替えた千葉・浦安の物流施設の優先交渉権獲得

JリートのGLP、スポンサーが建て替えた千葉・浦安の物流施設の優先交渉権獲得

2棟のうち1棟を大幅増床、総延べ床面積は1・5倍に

JリートのGLP投資法人の資産運用を担うGLPジャパン・アドバイザーズは3月16日、物件供給のスポンサーを務める日本GLPの物流施設「GLP浦安Ⅱ」の取得に関する優先交渉権をSMFLみらいパートナーズから取得したと発表した。

期限は2023年3月30日まで。「浦安Ⅱ」は日本GLPが自社開発した既存物流施設を初めて建て替えており、2棟のうちの1棟を旧来の2階建て(倉庫部分2層)から7階建て(同5層)へと大幅に増床。既存棟と合わせた総延べ床面積は約3万3000平方メートルから約1・5倍の約4万9000平方メートルに拡大した。

GLP投資法人が取得するかどうか決定するまでの間は、SMFLみらいパートナーズが組成に携わったブリッジファンドが日本GLPから物件を取得・保有し、Jリート市場の動向などを見極めながら最適なタイミングで取得できるようにするスキームを採用する。日本GLPは約170億円で譲渡する予定。


「GLP浦安Ⅱ」の外観(日本GLP提供、左側が立て替えた棟)

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(藤原秀行)

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