コロナ感染拡大で需要減退受け
SUBARUは4月1日、新型コロナウイルスの感染拡大でサプライチェーンが影響を受けている上に、自動車の需要が世界的に減退しているのに伴い、国内外の生産拠点4カ所の操業を一時停止すると発表した。
日本は群馬県太田市の本工場と矢島工場(完成車)、同県大泉町の大泉工場(エンジン・トランスミッション)の計3カ所が4月11日から5月1日の17日間(稼働日ベース)で、操業再開は長期連休明けの5月11日とする。
海外は米インディアナ州の完成車工場が既に3月23日から停止しており、4月17日まで計19日間(同)継続、4月20日に再開する予定。
日本の大手自動車メーカーは海外で生産調整に入るなど、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた混乱を乗り切るための対応を急いでいる。
(藤原秀行)