SBSスタッフが物流倉庫の転貸事業を開始、第1弾は埼玉・新座で清水建設開発中の物件

SBSスタッフが物流倉庫の転貸事業を開始、第1弾は埼玉・新座で清水建設開発中の物件

2万平方メートルを1棟借り、地場物流企業エムティエスに提供へ

SBSホールディングス傘下で物流業界向けの人材派遣・紹介を手掛けるSBSスタッフは4月1日、新たに物流倉庫の転貸事業を手掛けると発表した。

第1弾として、清水建設が埼玉県新座市で開発しているBTS型物流施設「S・LOGI(エスロジ)新座East2」を1棟借りすることを決定、地場の物流企業エムティエス(埼玉県朝霞市)と一括賃貸借契約を結んだ。

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エムティエスは施設の3階フロアにクラス10000を含むクリーンルームを、汎用性のある施設としては最大級となる6室導入。クリーンルームが不可欠な化粧品の充填作業など多様なニーズに応えられるようにするという。

SBSスタッフは「約7000社の物流企業との取引実績を有しており、当社が開発業者から賃借した物件を取引先企業に賃貸することで、潜在力のあるスタートアップ企業などに施設スペースから人材供給までワンストップでサービスを提供することが可能になる」と狙いを説明している。

「エスロジ新座East2」は清水建設が新座市の区画整理事業の一環として3棟の物流施設開発を進める中の1棟。地上4階建て、延べ床面積2万36平方メートルを計画。2021年6月末の完成を見込む。

都心から25キロメートル圏内に位置し、関越道の所沢ICから約2キロメートル、外環道の和光ICから約7キロメートル。さらにJR貨物の新座貨物ターミナルまで約1キロメートルと至近で、モーダルシフトにも対応できるよう配慮している。


「エスロジ新座East2」の完成イメージ(SBSスタッフプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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