1・4万平方メートル、機能集約し冷凍・冷凍ショーケースの整備増に対応
※本日午前11時すぎに配信した記事中、社名の「サンデン・リテールシステムズ」は「サンデン・リテールシステム」の誤りでした。
また、サンデン・リテールシステムがサンデンホールディングス傘下との記述も、既に傘下企業ではないため、削除いたしました。
以上、関係各位にご迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げます。大変申し訳ございません。
自動販売機などの製造を担うサンデン・リテールシステム(RS、群馬県伊勢崎市)は4月1日、埼玉県草加市に新たな拠点「首都圏物流センター」を開設、同20日に受付センター(コールセンター)が稼働を開始すると発表した。
大和物流と共同で開発し、地上2階建て、延べ床面積は1万4453平方メートル。5月7日に全ての施設が営業を始める予定。外環道の外環三郷西ICから約4・4キロメートル、草加ICから約5・6キロメートルに位置している。
サンデンRSが首都圏支社やサービス・物流本部、コールセンター、グループのエスディ・メンテナンスの機能を新センターに集約。1カ所で製品の配送・設置から修理、整備、廃棄まで一貫して手掛けられるようにすることで業務効率化とサービスレベル向上を図る。
新施設はサンデンRSと大和物流が共同で物流総合効率化法の認定を受けている。
サンデンRSは新施設で冷蔵・冷凍ショーケースの整備量増加に対応するため、作業場面積を従来の3倍に相当する2381平方メートルへ増床。高効率作業の確立に向け大容量エアコンプレッサーや固形炭酸洗浄機を導入するほか、環境負荷軽減へ排水の酸やアルカリを中和するための中和槽を設置。さらに食品衛生機器の整備を安心して行えるクリーンルームも6月に設置する予定。
併せて、コールセンターの見学も行えるようにするほか、エントランスにサンデンRSの製品を実際に見られるプレゼンルームも設ける。
新施設の外観(サンデンRS提供)
(藤原秀行)