消費喚起狙い、学校休校で子どもの世話する際の特別休暇も
ダイワコーポレーションは4月1日、感染が全世界で拡大している新型コロナウイルスに打ち勝つための資金として「新型コロナファイトファンド」を正社員に一律5万円、パート社員らにも一律3万円をそれぞれ3月31日に支給したと発表した。
使途は特に定めていない。同社の曽根和光社長は「日本経済を支えるべく消費喚起の一助としたいと考えている。それが今回の支給の意図」と説明している。
同社は新型コロナウイルス感染防止策として、3月3日から学校の休校で子どもの世話をするために会社を休む場合、特別休暇を利用できるようにしており、3月25日時点で6人が利用している。マイカー通勤の一時的許可や満員電車の時間帯を避けての営業活動なども行っている。
(藤原秀行)