AutomagiのAI活用した賞味期限自動読み取りソリューション、ニチレイロジが採用

AutomagiのAI活用した賞味期限自動読み取りソリューション、ニチレイロジが採用

梱包箱の画像を活用、処理速度は2秒

AI(人工知能)を活用した各種ソリューションを提供するAutomagi(東京)は4月8日、梱包箱の外観を撮影した画像からAI-OCR(人工知能を用いた光学的文字認識)で商品の賞味期限を自動的に読み取り、文字をデータ化するソリューションをニチレイロジグループ本社が採用したと発表した。

2018年から同社で実証実験を続けてきた結果、賞味期限の読み取り精度が93%以上、処理速度は約2秒と高い数値を達成したという。

Automagiは「これまで手動での処理が行われていた賞味期限確認業務が、本ソリューションではシステム上で完結し、リアルタイムにその場ですぐに読み取り結果を確認できるため、業務効率化に大きく貢献する」と利点を強調している。


賞味期限撮影イメージ(Automagi提供)

(藤原秀行)

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