プロロジス、千葉・八千代の国道16号沿線でマルチテナント型物流施設2棟開発へ

プロロジス、千葉・八千代の国道16号沿線でマルチテナント型物流施設2棟開発へ

合計で27・3万平方メートル、第1弾は22年9月完成予定

プロロジスは4月9日、千葉県八千代市でマルチテナント型物流施設2棟を開発するプロジェクト「プロロジスパーク八千代」に着手すると発表した。開発用地はトータルで約11万6800平方メートルに及ぶ。

このうち1棟目の「プロロジスパーク八千代1」は2021年4月に工事をスタートし、22年9月に完成する予定。同市内で初めてダブルランプウェーを備えた大規模な賃貸型物流施設となる見込み。2棟合計の延べ床面積は約27万2700平方メートルを計画している。


「プロロジスパーク八千代1」の完成イメージ


2棟の完成イメージ(右奥が「八千代1」、左が「八千代2」・いずれもプロロジスプレスリリースより引用)

開発地は国道16号線から約2キロメートルに位置し、都心や首都圏広域をカバーできる立地の良さを備える。開発地区内はバスの操車場や商業施設、給食センターの建設が予定されており、バス操車場整備に伴いバスが増便される計画だ。

もともとは住宅用途としてニュータウンの建設を進める予定だったが、住民自治会からの提案制度による地区計画策定で産業用途への変更が行われた。

「八千代1」は地上5階建て、延べ床面積は約15万9700平方メートルを見込む。「八千代2」は現状で約11万3000平方メートルの見通し。千葉県でプロロジスが開発・運営する物流施設としては「八千代1」が22棟目となる。

(藤原秀行)

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