【新型ウイルス】クックパッド、セルートの「DIAq」と連携し生鮮食品宅配を開始

【新型ウイルス】クックパッド、セルートの「DIAq」と連携し生鮮食品宅配を開始

コロナ拡大受けオンラインで「マルシェ」開催も決定

クックパッドは4月17日、生鮮食品のECサイト「クックパッドマート」で購入した商品の宅配を同日開始すると発表した。

対象は東京の19区などと神奈川の川崎、横浜市の一部エリア。まずiPhoneでアプリを利用可能とし、Androidのスマートフォンも今後できるようにする。

現在は各地に置かれている生鮮宅配ボックス「マートステーション」を介して購入商品を受け取る仕組みだが、送料として1回税別500円を支払えば宅配にも対応する。マートステーションまでは従来通りクックパッドマートの配送員が商品を届け、その後のラストワンマイルの部分はセルートが運営している配送したい荷物と運び手を結び付けるマッチングアプリ「DIAq(ダイヤク)」を通じてユーザーの自宅まで送り届ける。

配達可能時間は午後6時から1時間単位で設定しており、今後は午後6時から前にも提供できるようにする予定。配達可能時間は受け取る場所によって異なる。

クックパッドは併せて、新型コロナウイルスの感染拡大でマルシェ・朝市・市場開放や食に関するイベントが相次ぎ中止・延期となっているのを受け、クックパッドマートのアプリ内で「#おうちで楽しもう」マルシェを同日から毎週末に開催することも公表した。出店を幅広く募集しており、初期費用や固定費用は無料。各地の生産者らを支援するのが狙い。


宅配サービスのイメージ


宅配サービスの概要※クリックで拡大


「#おうちで楽しもう」マルシェの画面※クリックで拡大(いずれもクックパッド提供)

(藤原秀行)

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