一般社団RCFやセイノーHD傘下のココネットと連携、ストレス低減サポート
オイシックス・ラ・大地は4月20日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や治療に当たっている医療従事者に食品の物資支援を行うと発表した。
社会課題解決に取り組む一般社団法人RCF、セイノーホールディングス傘下で食品などの配送を手掛けるココネット(東京)と連携し、食品の物資支援を担うプロジェクト「WeSupport」を同日創設した。食品の提供を希望する企業や団体と、支援を必要としている病院のニーズをマッチングし、迅速に届けるプラットフォームとして運営。医療従事者のストレス低減や体調管理促進につなげる。病院への配送はセイノーHDグループの物流拠点を活用し、非対面で行う予定。
食品提供のサポート企業は現時点で伊藤園やカゴメ、亀田製菓、キリンホールディングス、帝人、ユニリーバ・ジャパンなど18社に上っており、提供予定商品も米菓や飲料、レトルト食品、野菜ジュース、ティーバック紅茶など多岐にわたる。当初は東京都の感染症指定医療機関を対象に支援を始める。同様の活動を展開している他団体との連携も視野に入れている。
受け入れる食品は安全・衛生面に配慮すると同時に、安定的に供給できることを重視し、常温で取り扱えるもので個包装の食品や飲みきりサイズの飲料などとし、500個を最低ロットと設定している。
「WeSupport」のロゴ
「WeSupport」の仕組み※クリックで拡大(いずれもオイシックス・ラ・大地提供)
(藤原秀行)