2・9万平方メートル、メーカー系物流企業が1棟借りし21年9月末完成予定
日鉄興和不動産は4月24日、兵庫県尼崎市で物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)尼崎Ⅳ」を開発すると発表した。同ブランドの物流施設としては近畿圏で3棟目となる。
同施設は地上2階建て、延べ床面積は2万9170平方メートル。フロアを2分割できるマルチテナント型物流施設を、メーカー系物流企業が専用施設として賃借する予定。今年12月に工事を始め、完成は2021年9月末の予定。
大阪市中心街から10キロメートル圏内に位置し、阪神高速湾岸線の東海岸ICから約1キロメートル、中島ICから約4キロメートル、阪神高速神戸線の尼崎東ICと尼崎西ICから約5キロメートル。地の利を生かし、関西圏全体をカバーできる広域配送の物流拠点として運用を想定している。
同社は併せて、尼崎市内で「(仮称)LOGIFRONT尼崎Ⅲ」の開発を計画しているが、着工や完成の時期は未定。
「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」の完成イメージ(日鉄興和不動産提供)
(藤原秀行)