souco、東京五輪期間中の交通量抑制・分散へ実証実験

souco、東京五輪期間中の交通量抑制・分散へ実証実験

国交省が選定、中間の荷物積み替え拠点など設け円滑な移動ルート確立目指す

soucoは5月11日、東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中、会場などの周辺で交通量を抑制・分散し円滑に選手や大会関係者を輸送できるようにするための実証事業を行うと発表した。国土交通省が公募した事業に同社の提案が選定された。

首都圏の物流に関し、同社が展開している倉庫の空きスペースと荷物のマッチングサービスを通じて得られた倉庫の利用状況の情報に加えて、複数の要素を考慮した独自の演算などにより、中間の荷物積み替え拠点や一時保管拠点の最適な場所を割り出し、都心を通らなくても円滑に移動できる配送ルートを設定。実際に効果があるかどうかを確かめる。

今年6月に中間拠点の設置場所候補選定などを進め、7月に想定のルートに沿った輸送と保管を実施することを想定している。

(藤原秀行)

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