【新型ウイルス】NEXCO中日本、4月は料金収入と通行台数が前年比3割超減少

【新型ウイルス】NEXCO中日本、4月は料金収入と通行台数が前年比3割超減少

緊急事態宣言で外出自粛、民営化後最大の落ち込み

中日本高速道路(NEXCO中日本)は5月21日、管内の高速道路の営業状況を取りまとめた。

4月の料金収入は前年同月比35・0%減の379億9100万円、1日当たり平均通行台数は32・2%減の136万9000台となった。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が緊急事態宣言を発令し外出自粛の動きが広がったため、2005年10月の民営化以降で最大の減少率を記録した。

通行台数は特に小型車が38・2%減と大きく落ち込んだ。大型車は11・4%減だった。

SA・PAの営業状況に関しても、売上高は52・5%減の86億9100万円にとどまった。このうち飲食・物販は65・2%減、ガソリンスタンドは30・9%減だった。こちらも民営化以降で最も大きい落ち込み幅に達した。

(藤原秀行)※写真はイメージ

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