京急線踏切衝突事故起こした千葉の運送会社、60日間の営業停止処分

京急線踏切衝突事故起こした千葉の運送会社、60日間の営業停止処分

関東運輸局発表、法令違反12件を確認

関東運輸局は10月8日、千葉県香取市の運送会社「金子流通サービス」に対し、貨物自動車運送事業法などの法令に違反する事案が12件見つかったとして、同日付で60日間の事業停止と90日間の車両停止(2両×45日間)を命じたと発表した。

横浜市神奈川区の京急線踏切で2019年9月、同社のトラックドライバーが運転するトラックが立ち往生し、快特電車と衝突。ドライバーが亡くなり、乗客ら30人以上がけがをした。

関東運輸局が19年9月と12月の計4日間にわたって同社を立ち入り検査した結果、整備管理者や運行管理者を適切に配置していないなどの違反を確認した。

関東運輸局は併せて、同社の経営者が同じ敷地内で運営している「金子運輸流通倉庫」についても、同じく10月8日付で60日間の営業停止と50日間の車両停止(2両×16日間、1両×18日間)の処分を行ったと発表した。19年9月と12月に本社と旧茨城営業所へ立ち入り検査を行ったところ、合計で13件の法令違反が判明したという。

(藤原秀行)※写真はイメージ・当該の運送会社とは関係ありません

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