AIなど活用し物流現場の業務効率化加速狙う
GROUNDが物流現場の業務効率化を加速させるため、日本ユニシスと業務・資本提携で合意したことが明らかになった。
GROUNDはAI(人工知能)を生かして入出荷や配送などの業務効率化をサポートする物流分野向けソフトウエア「DyAS(ディアス)」の開発を進めている。物流管理システムで実績を重ねている日本ユニシスとタッグを組み、人手不足に見舞われている物流現場が持続して事業を続けていけるようDyASなどの先進技術を駆使してサポートしていくことを目指す。
日本ユニシスとしても、GROUNDの独創的な技術を生かし、物流業界の業務効率化需要をさらに開拓していきたい考え。近く両社が正式発表する見込み。
GROUNDは既にピッキング作業を支援する自律型協働ロボット「PEER(ピア)」を実用化、物流センターへの納入実績も持つ。
提携に際し、GROUNDは日本ユニシスを引き受け先とする第三者割当増資を実施、2億円を調達した。
GROUNDのロボット活用イメージ(同社提供)
(藤原秀行)