事業連携強化、デジタル化も推進へ
三井物産は6月15日、流通事業に関する中間持ち株会社「三井物産流通ホールディングス」を6月1日付で設立したと発表した。
グループで同事業に携わっている三井食品、ベンダーサービス、リテールシステムサービス、物産ロジスティクスソリューションズの4社を傘下に収めた。中間持ち株会社が4社を連携させ、より効率的な経営と流通事業の強化を図る。4社がそれぞれ事業を手掛ける体制は継続する。
中間持ち株会社の社長には、三井物産でデジタル総合戦略部長などを歴任した植田勲氏が就任。4社合計で売上高が約1兆4700億円に上る同事業のデジタル化などを推進していくとみられる。
(藤原秀行)