アサヒロジスティクス、東北初の自社設備共配センターが仙台で完成

アサヒロジスティクス、東北初の自社設備共配センターが仙台で完成

4温度帯対応、東日本全域カバー可能なネットワーク構築

アサヒロジスティクスは6月19日、仙台市宮城野で新たな物流拠点「仙台共配センター」が完成したと発表した。同27日に現地で開所式を開催する予定。

旧来は荷主企業の設備内に事務所を構えてきた。自社設備の共同配送用拠点としては東北エリアで初めてとなる。同社は関東圏内に共配用の7拠点を展開しており、関東と東北を連結する幹線便整備のために新センターを整備。東日本全域をカバーできる共配ネットワークの構築が完了した。

新拠点は仙台東部道路の仙台東ICから5キロメートル。常温と冷蔵(5度)、冷凍(マイナス25度)、超冷凍(マイナス45度)の4温度帯の倉庫を備えているほか、1時間当たり約300枚のオリコンやコンテナを洗うことができるコンテナ洗浄機、ハンズフリーで作業が可能になる音声認識仕分けシステム(VAS)、倉庫管理システム(WMS)なども導入している。


「仙台共配センター」の外観(アサヒロジスティクス提供)

(藤原秀行)

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