コロナで製薬会社などのニーズ拡大に対応、22年5月完成予定
港湾物流などを手掛ける鈴江コーポレーション(東京・新橋)は7月16日、横浜市金沢区鳥浜町の「新杉田埠頭倉庫営業所」で、新たに危険物の立体自動倉庫を建設すると発表した。
高さ20・65メートル、保管量は1580パレットを計画しており、医薬品や医薬部外品、衛生品の液体原材料を専門に取り扱う。新型コロナウイルスの感染拡大で製薬会社などのニーズが高まっていることに対応する。
制振のダンパーやストッパーを採用するほか、腰壁や制御室を1メートルかさ上げするなど、BCP(事業継続計画)対応を重視。完成は2022年5月を見込む。
完成イメージ
内部の様子(いずれも鈴江コーポレーションプレスリリースより引用)
(藤原秀行)