【新型ウイルス】物流業界でも感染相次ぐ、対策強化と冷静な対応急務に

【新型ウイルス】物流業界でも感染相次ぐ、対策強化と冷静な対応急務に

フェデックスやホームロジ、大友ロジスティクスサービス

新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、物流業界でも感染の事例が相次いでいる。政府がPCR検査の積極的な受診を促す姿勢に転じたことなどが影響しているようだ。感染防止対策の徹底とともに、感染者が出た場合は冷静に対応することがあらためて急務となっている。

7月27日昼時点で、主な感染事例は以下の通り(内容は各社のプレスリリースに基づく)。

▼フェデックス
横浜営業所(横浜市)の従業員1人が感染と確認。営業所の業務は通常通り実施。

▼ホームロジスティクス
札幌DC(札幌市)の従業員1人が感染判明。7月22日にPCR検査の結果、陽性。同24日が最終出勤。当該従業員は配送業務を担当しておらず、顧客に濃厚接触者はいない。同社従業員では9人が濃厚接触者と特定。

▼大友ロジスティクスサービス
滋賀営業所(滋賀県愛庄町)第2倉庫で事務を担う従業員1人が感染判明。7月22日午後に医療機関で検査を受けた結果、陽性と判明、現在は入院中。営業所の消毒作業を実施し、同23日に業務を再開。
当該職員との濃厚接触者の従業員2人はPCR検査の結果、陰性。14日間の自宅待機中。残る11人の従業員もPCR検査の結果、陰性が判明した。

(藤原秀行)

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