トッパン・フォームズ、温度測定機能付きICラベルを開発

トッパン・フォームズ、温度測定機能付きICラベルを開発

12月発売へ、個品管理と同時に可能

トッパン・フォームズは9月2日、個品管理と温度測定が同時に可能なUHF帯ICラベルを新たに開発したと発表した。今年12月に発売する予定。

温度センサーを内蔵したICチップをラベルに搭載。一度に複数の商品の温度を測り、固有のIDと温度の情報を連携させた個品管理ができる。製造現場や食品物流などの在庫管理効率化につながると見込む。

リーダー・ライターからの電波のみで動作できるため、電池交換が不要。市販のRFID対応プリンターで印字することにも対応している。価格は100万枚をオーダーした場合で1個当たり約70円。

同社は温度測定機能付きICラベルと独自の小型RFIDリーダーを組み合わせたアプリケーションを開発、2025年度までに売上高5億円を目指す。


ICラベルと温度測定のイメージ


使用のイメージ(いずれもトッパン・フォームズ プレスリリースより引用、クリックで拡大)

(藤原秀行)

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