16万点を店舗から最短即日発送、アマゾンを追撃
米小売り最大手のウォルマートは9月15日、サブスクリプション(定額課金)型の会員サービス「ウォルマート+(プラス)」を始めたと発表した。
会費は年間98ドル(約1万300円)または月額12ドル95セント(約1360円)で、生鮮食品や玩具、家庭用品など16万点以上の商品を店頭価格で購入可能。配送料は無料で、店舗から最短で即日発送する。
会員は店舗でスマートフォンを使った非接触型の決済を利用したり、店舗に隣接しているガソリンスタンドでガソリンを割安で購入したりできる。アマゾン・ドット・コムの有料会員サービスより会費を安く抑え、追撃する狙いがある。動画や音楽の配信サービスは提供していない。
(藤原秀行)※写真はイメージ・ウォルマートウェブサイトより引用