全て働きアリ、国内57事例目
環境省は9月17日、強い毒を持ち刺されるとやけどのような激しい痛みに襲われ、アレルギー反応で死に至ることもある南米原産の特定外来生物「ヒアリ」を名古屋港の埠頭で700個体以上確認したと発表した。
同省によれば、9月12日に名古屋港の飛島埠頭で300個体以上、同15日には道路に隣接する港湾関係者敷地内でも400個体以上が見つかった。全て働きアリという。
2007年6月に国内で初めて見つかって以来、ヒアリの確認事例はこれで16都道府県、計57事例となった。
見つかったヒアリ(環境省ウェブサイトより引用、名古屋港管理組合提供)
(藤原秀行)