2台導入、ドライバー不足の幹線輸送省力化図る
ヤマト運輸は10月9日、一度により多くの荷物を運ぶことが可能なダブル連結トラック「スーパーフルトレーラSF25」を新たに2台導入すると発表した。
既に運行している関東(神奈川)~関西(大阪)~九州(福岡)の主要拠点間に加え、同日から東北(宮城)まで走行区間を延長。関東の大型拠点「厚木ゲートウェイ」(神奈川県愛川町)と東北の主要拠点「宮城ベース」(仙台市)の間で毎日走らせる。
積載効率改善とともにトラックドライバー不足が特に深刻な幹線輸送の省力化を図るのが狙い。運行回数減少に伴う輸送時の温室効果ガス排出量削減も見込んでいる。
関東~東北間は午後7時にトラクターとトレーラーを連結し、いずれかの拠点を出発した後、翌日の午前1時にもう一方の拠点に到着するといったスケジュールを組んでいる。
「スーパーフルトレーラSF25」(ヤマト運輸提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)