国交省がパブリックコメント開始、11月中の基準改正施行目指す
国土交通省は10月15日、自動車運送事業者の行政処分の対象となる事項に、他の車の走行を妨害するあおり運転を追加する方針を明らかにした。
同日、行政処分基準の一部改正案について、一般から意見を聴衆するパブリックコメントを開始した。国交省は11月13日まで意見を募集した上で、11月中に行政処分などの方針改正を施行したい考え。
あおり運転を厳罰化した改正道路交通法が今年6月末に施行されたのに伴う措置。トラックやバス、タクシー、ハイヤーの事業者に対する監査方針に、問題行為として「妨害運転」を追加するほか、事業停止などの行政処分の基準にも同様に加える予定。
(藤原秀行)