鹿児島県トラック協会も、9月末までに自主行動宣言提出
政府が物流事業者や荷主企業と連携してトラックドライバーの就労環境改善などを目指す「ホワイト物流」推進運動の事務局は10月19日、同運動に賛同して自主行動宣言を提出した企業や団体の9月末時点の最新状況を公表した。
【2020年9月30日版】「ホワイト物流」運動・自主行動宣言取り組み詳細データ
ロジビズ・オンラインが同運動のポータルサイトに掲載されている主要な荷主企業や物流事業者のデータを確認したところ、新たに日野自動車や長野を地盤として抵抗器などの電子部品を扱うKOAが自主行動宣言を提出したことが明らかになった。このほか、鹿児島県トラック協会なども参加している。
自主行動宣言の中で、日野自動車は「荷主側の施設面の改善」「船舶や鉄道へのモーダルシフト」「荷役作業時の安全対策」など、KOAは「集荷先や配送先の集約他」「運送契約の書面化の推進」「働き方改革等に取り組む物流事業者の積極的活用」などをそれぞれ選択している。
ただ、一部企業の宣言は最終更新日を記入していないほか、9月とは異なる月日を設定している企業もあり、各社がそろって9月中に宣言を提出したかどうかは不明。
(藤原秀行)