東北の食材使ったおせち、新幹線で大みそかに東京へ輸送

東北の食材使ったおせち、新幹線で大みそかに東京へ輸送

JR東がスターフェスティバルと連携、夜までに宅配

JR東日本は11月19日、東北の食材を使った特製のおせちを、今年の大みそかに東北、秋田新幹線で東京まで輸送すると発表した。

飲食店のEC参入・運用支援を手掛けるスターフェスティバル(東京都渋谷区恵比寿)と連携。JR東の新幹線を活用した地域産品などの輸送に関するノウハウと、スターフェスティバルの冷蔵・冷凍配送網を組み合わせ、大みそかの夜までに購入者の元へ届ける予定。

おせちはJR東グループのホテルメトロポリタン仙台、盛岡、秋田の各総料理長が、笹かまぼこやイクラ、アワビなど東北各地の食材を調理し、豪華な内容とする。予約はJR東とスターフェスティバルの既存ECチャネルを活用。大みそかの朝におせちを東京駅まで輸送する。

JR東は新幹線を使った物流に注力しており、新型コロナウイルスの感染拡大で利用が低迷している旅客分野を支えられる新たな収益源としたい考えだ。


おせちの紹介(両社提供)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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