輸出入業参入、業務領域拡大図る
ニッコンホールディングス(HD)は11月27日、群馬県太田市で海上コンテナ貨物ターミナルなどを運営している第三セクターの「太田国際貨物ターミナル」(OICT)を買収すると発表した。
ニッコンHD傘下の日本運輸(同県大泉町)が2020年度中にOICT株式を2回に分けて51%以上を取得する見通し。OICTは太田市や太田商工会議所などが出資し1999年に発足。貨物取扱事業などが不振で経営が悪化しているため、経営権を日本運輸に譲渡し、業績の立て直しを目指す。
日本運輸はOICT買収で輸出入業に参入し、物流業務の領域拡大を図る。
海上コンテナターミナル(OICTホームページより引用)
(藤原秀行)