【動画】群馬の小野塚精機、大型輸送ドローン用高効率モーターを開発

【動画】群馬の小野塚精機、大型輸送ドローン用高効率モーターを開発

低発熱、夏でも円滑な運用可能に

精米機関連設備の設計・施工などを手掛ける小野塚精機(群馬県高崎市)は12月8日、日本製鉄製の高速回転モーター用電磁鋼板を活用した大型輸送ドローン(無人飛行機)用高効率モーターを開発したと発表した。

従来のモーターより高効率・低発熱で、気温が高い夏でも円滑に運用できるようにするなど、長時間の輸送でも飛行の安定性を確保できる性能を持たせた。モーターの重量は2キログラム。このたび、国内最大級のドローン「メイド イン ジャパン」TPD(Transport Drone)でたる10キログラムと水39キログラムの計49キログラムを搭載して安定飛行に成功した。

カスタムモーターと、回転数を制御するESCの開発は1セット当たり50万円から。


飛行に成功した国内最大級のドローン(小野塚精機提供・クリックで拡大)

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事