日通の医薬品専用拠点を活用、安定供給目指す
アステラス製薬は12月16日、北九州市に新たな物流拠点「九州物流センター」を2021年1月に稼働させると発表した。
西日本、東日本、北海道と合わせて4カ所に拠点を増やし、災害時などでも安定して医療用医薬品を供給できる体制を整備するのが狙い。同業他社との共同物流も広げていきたい考えだ。
同社は新センターの詳細を開示していないが、日本通運が同市内で建設した医薬品専用拠点「九州医薬品センター」の一部を賃借し、物流業務は日通に委託する見通し。
「九州医薬品センター」(日本通運プレスリリースより引用)
(藤原秀行)